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韓国ブロックチェーンオープンフォーラムとBCCCが協定を締結

ブロックチェーン技術の普及に向けた施策・啓発活動などで相互に協力

一般社団法人ブロックチェーン推進協会(代表理事:平野洋一郎、インフォテリア(株) 代表取締役社長、以下 BCCC)は、「韓国ブロックチェーンオープンフォーラム」(議長:呉世賢、SK Telecom 専務、以下 KBOF)と両国のブロックチェーン技術の普及・啓発に向けた連携協定を締結したことを発表します。

あらゆる業界でのブロックチェーン技術の普及を目指して設立されたBCCCは、2016年4月の発足以降、幅広い領域の企業・団体から賛同を集め、日本国内を中心に現在までに約200社が加盟する業界団体です。BCCCでは、エンジニア育成や各業界におけるブロックチェーン技術の実装に向けた部会活動を展開。また、海外のブロックチェーン団体とも積極的にコンタクトするなど、様々な国・地域とのブロックチェーン業界関係者との意見交換も行ってきました。

KBOFは2017年3月に官民が協力して設立した韓国におけるブロックチェーン普及推進を行うコンソーシアムで、韓国におけるブロックチェーン産業の活性化と対外競争力の強化を目指しています。ブロックチェーン専門企業、ICT企業、政府系組織、大学、地方政府などから、157組織が加盟する業界団体です。

BCCCとKBOFは、2017年11月に日本で意見交換を実施し、業界団体としての理念や活動の方向性が近いことから連携に向けた調整を進め、2017年12月19日に韓国ソウルで開催された「ブロックチェーンTechBizコンファレンス」の中で、協定を締結する運びとなりました。

日本は仮想通貨の普及や法規制、さらにはBCCCが実施しているデジタルトークン「Zen」の流通社会実験などの実証実験は進んでいる一方で、ブロックチェーン技術の実ビジネスでの活用は韓国の方が先行している状況です。今後は、双方のイベントや部会活動の中での連携を深め、それぞれの団体で蓄積された知見を相互に共有していく方針です。

※「Yen」の一歩先を行く仮想通貨として名付けられた「Zen」(シンボル:JPYZ)は、他の仮想通貨のようにインターネット上で取引を行うことができ、かつ、日本円と高い為替連動性を保持する仮想通貨となることを企図したデジタルトークンです。第1フェーズにおいて、「Zen」はプライベートブロックチェーン上のトークンとして、本社会実験に参加する特定のBCCC会員企業向けに実装されました。

■詳細につきましてはリリースPDFをご参照ください。

 

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