コインチェックでの仮想通貨盗難とブロックチェーンの信頼性に関して

2018年1月26日(金)に、コインチェック株式会社で発生した仮想通貨NEMの盗難事件は、その仮想通貨がブロックチェーン技術の上に成り立っているため、ブロックチェーン技術の普及を推進する当協会としても重大なことであると受け止めています。

その上で、今回の盗難については、当該ブロックチェーンを含めたブロックチェーン技術全体の技術的な欠陥や脆弱性に起因するものではなく、取引所固有の問題です。当該ブロックチェーンは、今回のケースにおいても設計されたとおりに稼働しており、今回のケースはブロックチェーン技術の信頼性を一切揺るがすものではありません。

また、盗難に遭った大量のNEMについては、ブロックチェーン上における所在(ウォレット)が明らかです。さらに、今回の盗難への対処としてNEMの開発コミュニティーは既に当該ウォレットからのNEMの移動をブロックチェーン上でマーキングする対応を実装し、今後の移動についても追跡が行い易く、身元を明かさずに現金化することが困難となっています。このような技術は、本件にかかわらず犯罪性のある仮想通貨の移転防止にも有効となることでしょう。

当協会としては、本盗難事件が早期に解決し、ブロックチェーン技術に対する認知と信頼が高まることを期待しております。

2018年1月29日
一般社団法人ブロックチェーン推進協会
代表理事 平野 洋一郎

(インフォテリア株式会社 代表取締役社長/CEO)

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