プレスリリース
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～ BCCC第6回会員総会 決議報告 ～ PwCコンサルティング丸山智浩氏、JPYC岡部典孝氏が新理事に就任 理事選挙では次世代ブロックチェーン技術による議決権投票を実施
BCCC第6期 理事・監事全体写真（2021年8月19日 BCCC総会）
一般社団法人ブロックチェーン推進協会（代表理事：平野洋一郎、アステリア（株） 代表取締役社長、以下 BCCC）は、2021年8月19日に第6回会員総会を完全オンラインで開催し、新たにPwCコンサルティング（同）シニアマネージャーの丸山智浩氏、JPYC（株）代表取締役の岡部典孝氏の2名が理事に就任し、任期満了となった理事のうち7名が再選され理事に就任したことを発表します。
理事選任に伴う選挙では、「有向非巡回グラフ」を使用した次世代ブロックチェーン技術「IOTA※２」を採用しました。また、今期は新たに（株）グラコネの藤本真衣氏がエバンジェリストとして就任。BCCCでは今後も幅広い領域における社会啓発とブロックチェーン技術の普及に向けた活動を推進していきます。
＜新任理事＞
| 氏名 | 所属企業・略歴 | |
| 丸山 智浩 |  |
PwCコンサルティング（同） シニアマネージャー
大手非鉄金属メーカーおよび大手SI事業会社を経て現在に至る。基盤エンジニア経験を活かし、ブロックチェーン分野にて、 20カ国250超のメンバーからなるGlobal Blockchain CoEの責任者の役割を担う。現職では、ブロックチェーンソリューションの開発をリード。2020年11月、ニューノーマル時代における日本企業の成長支援を加速させるために設立されたBlockchain Laboratoryの所長に就任。 |
| 岡部 典孝 |  |
JPYC（株） 代表取締役
2001年、一橋大学在学中に有限会社（現株式会社）リアルアンリアルを創業し、代表取締役、取締役CTO等を務める。 2017年、リアルワールドゲームス株式会社を共同創業。取締役CTO/CFOを経て、取締役ARUK（暗号資産）担当。 2019年日本暗号資産市場を創業し、代表取締役。 2020年Links株式会社の創業に参画し、取締役。 |
＜第6期 理事体制＞
| 役職 | 氏名 | 所属企業 |
| 代表理事 | 平野洋一郎 | アステリア（株） 代表取締役社長 |
| 副代表理事 | 田中 邦裕 | さくらインターネット（株） 代表取締役社長 |
| 副代表理事（昇任） | 小西 啓太 | （株）マネーパートナーズソリューションズ 代表取締役社長 |
| 副代表理事（昇任） | 福島 良典 | （株）LayerX 代表取締役CEO |
| 理事 | 杉井 靖典 | イネーブラー（株） DX事業部 副事業部長 |
| 理事 | 鈴木 淳一 | （株）電通グループ 電通イノベーションイニシアティブプロデューサー |
| 理事 | 鈴木 伸 | （株）CAICA 代表取締役社長 |
| 理事（新任） | 岡部 典孝 | JPYC（株） 代表取締役 |
| 理事（新任） | 丸山 智浩 | PwCコンサルティング（同）シニアマネージャー |
＜新任エバンジェリスト＞
| 氏名 | 所属企業・略歴 | |
| 藤本 真衣 |  |
（株）グラコネ代表取締役、（株）withB 創業者・顧問
日本初の暗号資産による寄付サイト「KIZUNA」やブロックチェーン領域に特化した就職・転職支援会社「withB」、ブロックチェーン領域に特化したコンサルティング会社「グラコネ」などを手がける。また、GMOインターネット、BITPoint Japanを始め国内外の企業の顧問としても活動。 |
■理事選挙で採用したブロックチェーンによる投票システムの概要
理事の任期満了に伴う投票には、アステリア㈱が開発したブロックチェーン投票システムを採用し主催者でも改ざんが出来ず透明性の高い投票を実現しています。
この投票システムには、より高い公正性を担保するためにパブリックブロックチェーンとして運用されていて、ノード構築の必要がない上に運営コストが不要となる次世代ブロックチェーン技術「IOTA」を使用しました。
有権者となる協会会員企業の担当者は、各自のPCやスマートフォンからWebサイトで投票を完了し、ブロックチェーン上に記録された投票内容を事務局が集計しました。
| 選挙期間 | 7/22~7/29 |
| ブロックチェーン | IOTA |
| 有権者 | BCCC会員 |
| 投票方法 | 1社1票の信任投票 |
＜エバンジェリスト＞
| 氏名 | 所属企業 |
| 奥 達男 | アステリア（株） 事業開発部（BizDev）エバンジェリスト |
| 藤本 真衣 （新任） | （株）グラコネ 代表取締役 |
＜アドバイザー＞
| 氏名 | 所属企業 |
| 増島 雅和 | 森・濱田松本法律事務所、パートナー弁護士 |
| Anis Uzzaman | Pegasus Tech Ventures, CEO （米国 カリフォルニア州在住） |
| 村口 和孝 | 日本テクノロジーベンチャーパートナーズ、ゼネラルパートナー |
| 森 和孝 | One Asia Lawyers 弁護士 （シンガポール在住） |
| Anson Zeall | ACCESS (Singapore’s Cryptocurrency and Blockchain Industry Association) 議長 （シンガポール在住） |
＜部会＞
| 部会名 | 部会長 | 所属企業 |
| 金融部会 | 小西 啓太 | （株）マネーパートナーズソリューションズ 代表取締役社長 |
| 広報部会 | 長沼 史宏 | アステリア（株）コミュニケーション本部長 |
| リスク管理部会 | 飛内 尚正 | KYCコンサルティング（株） 代表取締役 |
| スマートシティ部会 | 岡本 克司 | カウラ（株） 代表取締役CEO |
| 技術応用部会 | 森 一弥 | アステリア（株） 研究開発本部ブロックチェーンソリューショングループ |
| トレーサビリティ部会 | 鈴木 淳一 | （株）電通グループ 電通イノベーションイニシアティブプロデューサー |
| NFT・ゲーム部会 | 岡部 典孝 | JPYC（株） 代表取締役 |
| トークンエコノミー部会 | 奥 達男 | アステリア（株） 事業開発部（BizDev）エバンジェリスト |
| ステーブルコイン部会 | 杉井 靖典 | イネーブラー（株） DX事業部 副事業部長 |
※1： Directed Acyclic Graphの略。ブロックチェーンが直線状にしか取引データをつなぐことができないことに対し、DAGは1つのブロックの前後に網目状に取引データをつなぐことができる。
※2： 2016年7月に公開されたIoTデバイス間での決済などの取引に使われることに特化した暗号資産。
■「一般社団法人ブロックチェーン推進協会（BCCC）」とは
ブロックチェーン技術はフィンテック（金融 IT 革命）の中核技術として注目を集めるだけでな く、業界を問わず情報システムの進化に大きな貢献をもたらそうとしています。そ こで、本会は、ブロックチェーン技術の未来を確信する国内有志メンバーが、相互に情報交換、 切磋琢磨しながら、ブロックチェーンの普及啓発を行い、ブロックチェーンの適用領域を拡大し、ブロックチェーン技術の進化にも寄与することを目的としま す。さらに、世界のブロックチェーン団体とも連携しその情報を国内で配信するほか、本会で培われた技術と経験は、ブロックチェーン先進国として日本から世界へと向けて発信します。
様々な業界・分野に特化したワーキンググループとして10の部会も運営するなど、最近では金融機関やFinTech関連業界にとどまらず、ブロックチェーン技術を活用する企業の加盟も進み幅広い領域での普及啓発活動を展開しています。