ID・トレーサビリティ部会
traceability
ID・トレーサビリティ部会とは
ID・トレーサビリティ部会は、ブロックチェーン技術の特性をいかし、産地偽装、文書改ざん、検査偽装等を防ぎ、
嘘のない履歴管理の実現を目指すとともに、ブロックチェーン技術の活用領域の更なる拡大を推進を図る部会として、
2018年6月に設立されました。
名称 | ID・トレーサビリティ部会 |
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部会長 | 株式会社電通グループ 電通イノベーションイニシアティブ(DII)プロデューサー 鈴木 淳一 |
設立日 | 2018年6月から発足 |
目的 | ブロックチェーン技術の耐改ざん性をいかした 公正なトレーサビリティを様々な業界へ普及啓発及び実装することと、 トレーサビリティと関連付けられたトークンエコノミーの 設計及び構築に向けた社会実験の実施 |
活動内容 | ・定例的なセミナーの開催を通じた知見の共有 ・農林水産/製造などの業界関係者との協業による社会実験の実施 |
ID・トレーサビリティ部会 部会長の紹介
株式会社電通グループ 電通イノベーションイニシアティブ(DII)プロデューサー
鈴木 淳一
【プロフィール】
2017年にCERNなどと国際会議体「Table Unstable」を開始。以後、気候変動や民藝などに関する社会課題に対して、伝統的な知識と先進科学技術の融合により解決を試みるとともに、その派生活動として研究者養成を目的としたアウトリーチ活動「落合陽一サマースクール」を推進。「ブロックチェーン3.0 ~国内外特許からユースケースまで~」「DX事例100選」監修ほか分散台帳技術に関してID・トレーサビリティ観点での著述多数。Innovators Under 35 Japan | MIT Technology Review Advisory Board、放送大学客員准教授など兼務。
ID・トレーサビリティ部会 活動方針
BCCC加盟企業である株式会社電通国際情報サービスのオープンイノベーションラボが宮崎県綾町で展開している、有機野菜の生産履歴をブロックチェーンに記録して食の安全性を高め農作物のブランド価値を高める社会実験などの先進的な事例から得られた知見を共有します。また、農林水産/製造などの業界とも連携し、各業界における不正や偽装の撲滅に向けたブロックチェーン技術を導入した実証実験も今後実施していく方針です。
ID・トレーサビリティ部会 開催実績
※最新の開催実績はお知らせをご覧ください。
■2018年10月開催/第2回
アメリカのブロックチェーン企業「Yave.io」が来日し、 同社Product ManagementのKevin Chang氏に「コーヒー豆のサプライチェーンにおける生産履歴管理でのブロックチェーン活用について」をテーマに、コーヒー生産地でのブロックチェーンを使った新たな取り組みについてご講演をいただきました。
■2018年6月開催/第1回
第一回目のテーマは2016年から宮崎県綾町で行われている、有機野菜の生産・流通履歴をブロックチェーンに記録する社会実験。
部会長の鈴木さんからは、エシカルマーケットに対する新たな取り組みも説明されるなど、BCCCのコミュニティを利用した新たな社会実験についても紹介されました。部会のスタートを記念したパネルディスカッションも行われ、シビラ(株)の藤井隆嗣氏、流郷俊彦氏を特別ゲストにお招きし、ブロックチェーンによるトークンエコノミーが創り出す世界観について熱いトークが繰り広げられました。
入会のお申し込みはこちらより受け付けております。